ツモってきた牌が□枚見えである確率を、グラフに示したものです。七対子で考えると、自分の手に一枚ありますので、0枚見えはあり得ません。3枚見えはいわゆる「地獄待ち」、2枚見えは「一枚切れの牌」になります。
横軸の数字は巡目を表しています。
役牌と風牌は、ほぼ同じ傾向です。「生牌の役牌は、相手に持たれている可能性が高い」という話がありますが、それは風牌も同様で、データ上ではあまり違いはありません。
捨て牌三段目辺りから、3枚見え牌をツモるケースが増えます。ただ、これを狙いに行くのは危険です。これは字牌が、2枚見え牌になるケースより、3枚見えになるケースが多い、つまり字牌は切られやすいということを示しているだけですから。
1・9牌は、字牌に準じています。ただ+2巡ほどずれているようです。字牌よりはやや切られづらいことを示しています。後半にスライドなどで、打ち出される感覚でしょうか。
2・8牌は1・9牌に準じます。つまり1・9牌が足りないときに、同様の役割として使うこともできるかもしれません。
5牌、4・6牌、3・7牌は、どれもよく似ています。8・9巡目までは見た目枚数通りですが、それ以降では1枚見えの牌が打ち出されます。最終盤に「3・7牌」の3枚目が山に残っている可能性が多少上がりますが、七対子にて、そのような待ちにする人はほとんどいないでしょうから、この辺は参考程度に…
コメント