麻雀世界を「シュンツ場」「混合場」「トイツ場」「アンコ(コーツ)場」と大きく4つに分類した場合、それぞれの場に最適な牌効率が存在します。「混合場」に対応するのを「一般的牌効率」とし、「シュンツ場」に対応するのは「シュンツ系牌効率」、「トイツ場」に対応するのは「トイツ系牌効率」とします。
これら牌効率は、打ちながら状況状況に合わせて選択されるのが普通です。例えるならレース場ならスポーツカー、オフロードなら四輪駆動車、少し買い物なら軽自動車を選ぶ感じです。しかし相当なお金持ちじゃないとそんな何台も目的ごとに車を所持できません。我ら一般庶民としては1台を手に入れるだけで精一杯です。そこでその1台を吟味して選ぶことになるのです。
「シュンツ系牌効率」「一般的牌効率」「トイツ系牌効率」・・・車を選ぶときと同ようにそれぞれの牌効率の特徴を見ておきましょう。
一般的牌効率
特にこだわりがないのなら「一般的牌効率」を選ぶのが無難です。というのも通常の場は「シュンツ場」か「混合場」だからです。「一般的牌効率」を選んでおけばそのほとんどをカバーできます。普通車を買っておけば、日常生活で困ることはないようなものです。
画像は カローラ
シュンツ系牌効率
「シュンツ系牌効率」はこだわりのある方向けです。クラシックカーのように見られてナンボという感じでしょうか? 古臭いという意見も中にはあるようです。決め打ち・迷彩の世界です。
画像は Mercedes Benz 540K
トイツ系牌効率
「トイツ系牌効率」の通る道は舗装されていないようです。しかし無茶苦茶荒れているというわけではありませんので、バリバリのオフロード車である必要はなさそうです。公道を普通に走ることを前提に作られているSUV車で十分でしょう。
画像は パジェロ
アンコ(コーツ)系牌効率
そう考えるとその先にある「アンコ(コーツ)系牌効率」の姿も見えてきます。そこはまさに荒地でしょう。あるいは雪山かもしれません。バギーカーや雪上車などが必要かもしれません。ただ、ここは未開の地なので、今はそれほど深く触れるつもりはありません。
画像は VIPER90R-4S
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