前回のおさらいを兼ねて、まずは2+6枚複合形の頂点に立つ「2+6枚複合形三賢人」を紹介します。
(受入16枚
)「階段型」
(受入15枚
)「ピアノ+α型」
(受入14枚
)「エントツリャンメン」
そしてその三賢人にあこがれ、彼らのようになりたいと日々鍛錬に励む者たちが多くいるのは、前回語った通りです。そしてその中には、三賢人の実力まで後一歩に迫らんとする者たちもいます。
今日紹介する「エントツシャンポン」と「シャンポンリャンメン」は三賢人の一人「エントツリャンメン」に師事し、彼を目指して日々鍛錬に励む一本気な若者たちです。
エントツシャンポン
【エントツシャンポン】(受入12枚
/ 変化
)
名前の由来はのエントツ待ちと、
のシャンポン待ちが複合しているからです。
暗刻のが将来危険になりそうと思うかもしれませんが、
が出ていくのは
の3/12枚のみです。案外持ちやすい形なんですね。
シャンポンリャンメン
【シャンポンリャンメン】(受入12枚
/ 変化
)
名前の由来は、両面待ちとシャンポン待ちがあるからです。ただこれは後で紹介する「リャンメンシャンポン」と名前被りしていますので、一考の余地ありです。もしこの形の一般的名称をご存じの方がいらっしゃいましたら、教えてください。
こちらは暗刻のが出ていくのは
–
の7/12枚です。なのでピンフが絡むときは
を切ってスリムに構えることもあります。ただそれだと5/12の聴牌チャンスを逃すことになります。そう考えると結構大きいですよね。
実は同じ遺伝子⁉
「エントツシャンポン」と「シャンポンリャンメン」の二人は、若干見た目は違います。しかしその遺伝子は全く同じ、実は一卵性の双子だったのです。
つまり彼らの受け入れの数は、三賢人に次ぐ12枚という実力(受入)で、まったくの同数です。そして彼らのチャームポイントである「シャンポン」部分の向こう側から、自分の手牌の逆端までの牌を受け入れることができるという点でも同じです。
つまり「エントツシャンポン」と「シャンポンリャンメン」は、受け入れられる牌の種類の傾向や数までも、まったく同じなのです。
「エントツリャンメン」への移行
かなりの実力者である「エントツシャンポン」と「シャンポンリャンメン」ですが、彼らの「エントツリャンメン」に対する憧れの気持ちは常に頭におかなくてはいけません。
唯一彼らが受け入れられなかった「シャンポン」部分と逆サイドの隣牌です。ここの牌がきたときは、「面子が完成しなかった…」と残念に思う必要はありません。実はチャンスが広がっているんですよ。
(受入12枚
)「エントツシャンポン」
ツモ 捨て
→ (受入14枚
)「エントツリャンメン」
(受入12枚
)「シャンポンリャンメン」
ツモ 捨て
→ (受入14枚
)「エントツリャンメン」
というように、「エントツシャンポン」・「シャンポンリャンメン」→「エントツリャンメン」の変化を見落さないように気をつけましょう。ただ受け入れられる牌種が変わるので、河などの状況には注意するべきです。
また「エントツシャンポン」と「シャンポンリャンメン」の変化はこの一種類しかありません。この一本気さゆえ、職人肌の「エントツリャンメン」の一番弟子になれたのでしょう。
次の章では「階段型」唯一の弟子「エントツカンチャン」を紹介します。
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