前回のおさらいですが、彼ら3人が2+6枚複合形の頂点に立つ「2+6枚複合形三賢人」です。
(受入16枚 34567西)「階段型」
(受入15枚 2358西)「ピアノ+α型」
(受入14枚 2457西)「エントツリャンメン」
そしてその三賢人にあこがれ、彼らのようになりたいと日々鍛錬に励む者たちが多くいるのですがその中には三賢人の実力まで後一歩に迫らんとする者たちもいます。
今日紹介する「3・2型」は三賢人の一人「エントツリャンメン」に師事し、彼のようになりたいと日々鍛錬に励む一本気な若者です。
3・2型
【3・2型】
(受入12枚 4567西 / 変化 3)
(受入12枚 4567西 / 変化 3)
名前の由来は3枚と2枚があるからです。(安易?)
彼ら二人は、若干見た目は違いますが一卵性の双子で、受け入れられる牌の種類の傾向や数も、まったく同じなのです。
つまり彼らのチャームポイントである「2枚」部分の向こう側から、自分の手牌の逆端までの牌を受け入れることができ、受け入れの数は三賢人に次ぐ12枚という実力(受入)です。
つまり「3・2型」ができあがったら、基本的には2面子が完成するか聴牌までその形はそのままです。
しかし「3・2型」たちの「エントツリャンメン」に対する憧れの気持ちは常に頭においておかなくてはいけません。
唯一彼らが受け入れられなかった「2枚」部分と逆サイドの隣牌です。ここの牌がきたときは残念に思う必要はありません。むしろ逆にチャンスです。
(受入12枚 4567西)「3・2型」
ツモ 捨て
→ (受入14枚 2457西)「エントツリャンメン」
(受入12枚 4567西)「3・2型」
ツモ 捨て
→ (受入14枚 2457西)「エントツリャンメン」
というように、「3・2型」→「エントツリャンメン」の変化を見落さないように気をつけます。ただ受け入れられる牌種が変わるので、河などの状況には注意しておきましょう。
次の章では間の抜けた(カンチャンがある)やつら、「3・2カン型」と「中ぶくれカンチャン」を紹介します。
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