今回の2+6枚複合形講座は、「リャンメンシャンポン」兄弟である「にいにい型」と「ににいい型」の2人を紹介します。
リャンメンシャンポン
【リャンメンシャンポン・にいにい型】
(受入11枚 347西 / 変化25)
名前の由来は「2枚1枚2枚1枚→にいにい」です。
【リャンメンシャンポン・ににいい型】
(受入11枚 235西 / 変化47)
名前の由来は「2枚2枚1枚1枚→ににいい」です。
それぞれ端に寄っている2枚の部分の受け入れと内側の2枚の牌と端の牌でつくる塔子の両面待ちの受け入れがある。(説明がまどろっこしい・・・)ちなみにこの名称の発音をそれぞれカタカナで表記すると「ニーニー」「ニニーー」となり漢数字での表記っぽく(?)なります。
ところで「3・2型」は実力・受け入れのパターンともに同じ一卵性双生児でしたが、リャンメンシャンポンは普通の兄弟で、受け入れ枚数こそ同じですが、受け入れ部分やその後の変化が違いますので、パターン分けして覚えておくことが大切です。
また「3・2型」は「エントツリャンメン」一筋の一本気な若者でしたが、「にいにい」「ににいい」はよいところ取りの非常に調子のよいやつらです。なんと「ピアノ+α型」「エントツリャンメン」という2+6枚複合形三賢人のうちの2人に師事しているのです。
【リャンメンシャンポン・にいにい型 変化パターン】
「ピアノ+α型」と「エントツリャンメン」への変化があります。
(受入11枚 347西)「リャンメンシャンポン・にいにい型」
ツモ 捨て or
→ (受入15枚 1457西)「ピアノ+α型」
→ (受入15枚 1347西)「ピアノ+α型」
(受入11枚 347西)「リャンメンシャンポン・にいにい型」
ツモ 捨て
→ (受入14枚 2457西)「エントツリャンメン」
ただしこの「エントツリャンメン」への変化時、 を切ってしまうと「3・2型」になってしまいます。
(受入11枚 347西)「リャンメンシャンポン・にいにい型」
ツモ 捨て
→ (受入12枚 2345西)「3・2型」
本来「エントツリャンメン」となり14枚の受入のところ、「3・2型」になってしまい12枚の受入になってしまいます。注意しましょう。
【リャンメンシャンポン・ににいい型 変化パターン】
「ピアノ+α型」と「エントツリャンメン」への変化があります。
(受入11枚 235西)「リャンメンシャンポン・ににいい型」
ツモ 捨て or
→ (受入15枚 2458西)「ピアノ+α型」
→ (受入15枚 2358西)「ピアノ+α型」
(受入11枚 235西)「リャンメンシャンポン・ににいい型」
ツモ 捨て
→ (受入14枚 2457西)「エントツリャンメン」
ただしこの「エントツリャンメン」への変化時、 を切ってしまうと「3・2型」になってしまいます。
(受入11枚 235西)「リャンメンシャンポン・ににいい型」
ツモ 捨て
→ (受入12枚 2345西)「3・2型」
本来「エントツリャンメン」となり14枚の受入のところ、「3・2型」になってしまい12枚の受入になってしまいます。注意しましょう。
【リャンメンシャンポン重要公式】
端ではないトイツに重なりアンコになったら、もう一方のトイツから一枚落とす。
それから、「にいにい」「ににいい」は他の部分で3面子が見込まれるなら1面子1雀頭になりますし、他の部分で雀頭候補があるなら、ここから2面子も狙えるというやはり調子のよい変わり身の早い軟派やろうです。(いい意味で)
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